oasis 最後のロックンロールスター!?
オアシスのフロントマンだった、リアム・ギャラガーのドキュメンタリー映画
「アズ・イット・ワズ」が2020年、「ネブワース22」が2022年‥‥
2009年に解散したオアシスの伝説化が定着しているな‥‥と実感するこの頃です。
『リアム・ギャラガー:ネブワース22』予告編
この日記は、私の年代や、もっと若い世代の女の子にも、
オルタナティヴな音楽の良さを知ってもらいたいという野望を持って書いてますので、
90年代以降、最強の大物との呼び名も高い
oasis / オアシスは、避けては通れないバンドなのです!
私の若い頃の朧げな記憶では、
坊主頭で凄い揉み上げスタイルのリアムが
日本の音楽番組に出た記憶があるのです。
朧げな記憶なので、ダウンタウンの番組かと思ってたのですが、
検索してみますと、どうやらそれはMステだったようですね。
その出演に関するノエルの発言が誤解を生んで、
有吉弘行さんや、AKB48なども巻き込んだ騒動になりましたが、
オアシスの活動は、その奔放な毒舌や、やんちゃな行動から、
本国イギリスにとどまらず、常に騒動と共にありました。
(Mステに関する発言は、どうやら誤訳によるもので、
ノエルに悪意は無いみたい。
なんでもかんでもファッキン、ファッキンって言ってたりするから、
慣れてない人が訳すと間違えちゃうのかも??)
オアシスは、比較的オルタナバンドの中では、
日本でも知名度が高いバンドです。
がむしゃらで前向きなイメージの歌詞は、
CMソングなどにも使われやすいし、とにかく曲が良い!!!
キャッチーでポップだから、
オルタナ特有の気持ち悪さを感じない人も多いのかも?
(私はこの気持ち悪さが好き!)
オアシスのことは知らなくとも、「Whatever」などの曲を聞いたことがある人は
案外多いんじゃないかなぁ。
Oasis - Whatever
子供の頃、この眉毛には衝撃を受けました!!!
サンダーバードの人形みたいなこのルックスは、
体毛を極端に毛嫌いする今時の女子(男子も?)には受け入れられないかも?
そんなリアムも、専属のメイクさんでも付いたのか、
その後はすっかり垢抜けして、本来のイケメンが映える姿になってます。
ただし、野獣の本性は変わってませんので、
時々、Mステ出演時のようなワイルドなスタイルになることもしばしば‥‥
その辺りの「男臭さ」が日本でも人気がある理由なのでしょう。
不思議なことに、日本で洋楽バンドが売れるには、
男性の支持が欠かせないみたいです。
オアシスは、ガテン系の立場から、アートスクール系やおしゃれ系のバンドに
次々と喧嘩をふっかけて、炎上商法のように話題を振りまいていましたが、
私の個人的感想としては、その言動は、本音半分、
ショービジネスとしての話題作り半分の、
かなりエンターテインメントのプロ的な印象があります。
みんなが喜ぶロックのイメージをよく知ってたのかも?
私の稚拙なバンド経験から、恐れ多くも、その音楽性を評価するとすれば、
短いフレーズの間に、コードとメロディーの関係に
マイナー感とメジャー感を織り交ぜたり、
独自の転調感があったりと、ざっと聴くとシンプルに聴こえるようでいて、
実は音楽的にとても優れた楽曲ばかりで、
そもそもオアシスの音楽自体がアート系といっても良いぐらいの
高いクオリティーを感じています。
更に、リアムのボーカルを筆頭に、演奏能力もすごーく高いバンドだと思う。
単純にストリートのやんちゃな人達ではなく、
完全にプロのミュージシャンでアーティスト!!!
それが「愛すべき馬鹿」を演じている‥‥そんな印象です。
リアムの実直な性格は演出ではないと思うけど‥‥
Oasis - D'You Know What I Mean?
Liam Gallagher - Everything's Electric
リアム・ギャラガーと、ニルヴァーナのデイヴ・グロールが共演した
「Everything's Electric」。
そういえば、ノエルもニルヴァーナには好印象を持ってたって言ってたっけ。
時間はどんどん進んでるな〜!!!!
私も老化には気をつけなくちゃ‥‥